Python3入門 初心者向け dict型の使い方

dict型

dict型は別名「辞書」型とも呼び、データをキー(用語)とバリュー(値)の組み合わせで
保持します。
そのため、Listのように番地を覚えておく必要がない事とインデックスの代わりにキーを
使用するといった事が挙げられます。
ただ、すでに登録されたキーを使用すると値が上書かれます。

なぜdict型を使うのか

なぜdict型を使用するのかというと
・値を参照、変更するときに特定できるようにしておきたい。
・Listのような数値で値を管理する方法だと実際に値を確認しないと、どのような意味を
持つ値なのかわからない。
といったことが挙げられます。

dict型の定義

dict型としての定義の仕方を以下に紹介します。

  1. コンストラクタによる設定

    コンストラクタを使用する場合は「変数=dict()」と記述します。

    dict_new

  2. 一組設定

    一組設定は「変数=(イコール){key:value}」となり、keyとvalueを1対の組として扱います。

    dict2

  3. 複数組の設定

    複数の組み合わせを設定する際はカンマ区切りで「変数={key1:value1,key2:value2,key3:value3}」と記述します。

    dict1

  4. 空設定

    空設定する場合は「変数={}」と記述します。

    dict3

値の取得、追加、変更等の方法

dict型に格納されている値の取得、追加、変更、削除等を行う方法としてキーを使用する方法と
メソッドを使用する方法等があります。

  1. キーを使用する方法

    キーを使用する場合は「dict型変数[設定しているkey]」と記述します。

    dict4

  2. dict型のメソッドを使用する方法

    メソッドを使用する場合は「dict型変数.(ドット)メソッド」と記述します。

    dict5

  3. 値を追加、変更する方法

    値を追加する方法として「dict型変数[設定したいkey名]=値」と記述します。

    dict9

    値を変更する方法も「dict型変数[変更したい値に対応するkey名]=値」を記述します。
    dict10

  4. 要素数を調べる方法

    dict型変数内の要素数を調べる方法としてlen関数を使用し、「len(dict型変数)」と記述します。

    dict3_len

  5. 要素を削除する方法

    dict型変数内の要素を削除する方法としてdel関数を使用し、「del(dict型変数[key])」と
    記述します。
    dict型変数そのものを削除したい場合は、「del(dict型変数)」と記述すれば存在しなくなります。

    dict_del1

メソッドの種類と使い方

dict型で使用するメソッドを簡単に説明します。

  1. dict型変数名.keys()

    keysメソッドを使用すると、対象のdict型変数で使用しているキーを全て取得します。
    設定されたkeyを確認する際に使用されることが多いです。

    dict6

  2. dict型変数名.values()

    valuesメソッドを使用すると、対象のdict型変数で使用している値を全て取得します。
    設定されたvalueを確認する際に使用されることが多いです。

    dict7

  3. dict型変数名.items()

    itemsメソッドを使用すると、対象のdict型変数で使用しているkeyとvalueを
    全て取得します。
    設定されたkeyとvalueを確認する際に使用されることが多いです。

    dict_items

  4. dict型変数名.get(key)

    getメソッドを使用すると、keyに対応するvalueを取得できます。
    存在しないkeyを指定した場合は、何も返しません。

    dict8

  5. dict型変数名.pop(key)

    popメソッドを使用すると、keyに対応するvalueを取り出します。
    取り出された後のdict型変数には指定したkeyとvalueは存在しません。

    dict_pop

  6. dict型変数名.setdefault(key[,value])

    setdefaultメソッドを使用すると、対象のdict型変数内に格納されているkeyが
    存在しない場合は、新規にkeyを設定します。
    オプションのvalueを指定した場合は、新規のkeyに対応する値として設定されます。

    dict型変数内に格納されているkeyが存在する場合は、keyに対応するvalueを返します。
    オプションのvalueを指定した場合は、更新されません。

    dict_setdefault2

    また、空のdict型変数に対しても設定は可能です。
    dict_setdefault1

補足

dict型に格納できるものとして、list型等も可能です。

dict_list

上記のようにlist型を格納したり、dict型にdict型を格納することも可能です。

dict_dict

何重にも格納することが出来るので、keyに付ける名称は分かりやすい名称にしておくことを
心掛けてください。

最後にこのサイトが、これからPythonを扱うあなたの技術向上の手助けになれば幸いです。

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